

皆様こんばんは。和牛うらいの熟成職人です。今日は先日お邪魔した宮城県の千葉仁畜産さんのお話です。
5月中旬頃、かねてより気になっていた宮城県に行ってまいりました。昨年の東日本大震災により多大な
被害をうけ、たゆまぬ努力を払われ、復興へと歩む畜産現場を生で見ることが出来ました。
まず到着地仙台空港。TVでしか見ることの出来なかった仙台空港はかなり復興が進んでいるようでたく
さんの方々で賑わって
おりました。しかし、空港の周りのビルは空きが目立ち津波の跡が・・・。また街灯や電信柱が曲がってい
るところもあり凄まじい津波の威力がひしひしと伝わってきました。仙台空港は海から程無いところにあ
り、前出の千葉さんも
車を津波にさらわれたとおっしゃっていました。
仙台空港を後にし、まずは牧場を見学させていただきました。道中広がる仙台平野は説明によればかなり
の奥地まで津波がやってきたようで・・・。それでも畑や田んぼはしっかりと準備、生産が行われており、
まさに農畜産物王国の名にふさわしい素晴らしい景色でした。
車で約1時間半、広がる大自然の中、

千葉仁畜産はありました。正門を抜け、敷地内を拝見させていただきました。・・・!そこには・・・
素晴らしく管理された牛舎。

色々な牛舎、牧場を見学させていただきましたが、ここまで素晴らしいものには初めて出会いました。澄
んだ空気と綺麗な水。東北の方々の農畜産物に対する愛情とプロ意識を垣間見、身の引きまる思いでした。
次の日は子牛の市場を見学させていただきました。

なんでも今、宮城県が選定、改良した種牛が全国一位をとったそうで、その血統の牛はかなりの人気が有
りました。写真ではわからないのですが、子牛市場、とにかく巨大!><田んぼのど真ん中にあり、ここが
宮城県産肉牛の出発点なのだと思いました。
今回お邪魔させていただいて感じたことは、これから食肉を販売していく僕たちの大きな力になりまし
た。

(最後の写真は牧場内で撮った記念撮影。後列左が千葉さん、真ん中・・・、後列右が神戸ビーフの超有名生産者中西さん、前列の方は手に持っているサーモグラフィーの技術者の方←中西さんが生産管理に活用されているそうです!!最新技術!)・・・あっ!ちなみに一番最初を飾ってくれた猫ちゃんは牧場の主(笑)だそうですw
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